7)水引と紙の話
水引は「紙縒(こより)に糊水を引く」ことからこの呼び名になったと言われています。
昔の水引は和紙の紙縒に糊水を引いて固めたものですから、すぐに折れてしまうし、
扱いにくいものでした。今ではアクリル塗料や材質に柔軟性があり、折れにくく美しい
ものになっています。水引の産地は長野、新潟、高松などと言われていますがかなりの
ものが中国からの逆輸入品です。昔は水引を掛けるのはおばあちゃんのアルバイトだった
そうですが。

 

紙には「位」があります。

檀紙(大高檀紙、小高檀紙)、奉書、糊入れ、美濃紙、半紙  の順です。
内包み=糊入れ
贈進紙幣包み=奉書
月謝包み=奉書半分
還暦祝い包み=入れ半分

 


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蓮花寺康裕


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